社団法人 日本ボウリング場協会


第47回 宮様チャリティーボウリング大会

恒例の第47回宮様チャリティーボウリング大会が、11月23日(土・祝)24日(日)の日程で品川プリンスホテルボウリングセンターにおいて開催されました。皆様ご承知のように、長年にわたり大会名誉会長を務められ、熱意あふれるご指導をいただいておりました寬仁親王殿下が昨年6月に闘病の末にご薨去されましたが、その遺志は次女の瑶子女王殿下に受け継がれ、この大会に初めて御台臨なされ、式典においては温かいお言葉を述べられました。そのお心のこもったお言葉に参加選手をはじめ、大会関係者一同、感銘を受けておりました。

今年も本大会は全国各地の厳しい予選を勝ち抜いた選手、そして各ボウラー団体から推薦されたトップボウラーが一堂に会してチャンピオンの座を狙い熱戦が繰り広げられました。結果、男子は予選31位から準決勝を1位通過した菊地勇人選手が、女子は他のトーナメントでも実績のある内藤真裕実選手が共に初優勝を果たし、チャンピオンの栄冠を勝ち取りました。二人とも将来は「プロボウラーを目指します」と抱負を語りました。
障害者の部は、恒例の「プロボウラーによるボウリングクリニック(教室)」、「個人戦」、「スカッチトリオ戦」を参加選手、引率の皆様がプロボウラーとともに楽しみました。この大会を1年間心待ちにしておられる方が多いというだけあり、熱心にプロボウラーからのアドバイスを聞き、1投1投を工夫しながら一生懸命に投球されていたのが印象的でした。
そして個人戦は男子は田口圭一選手が473ピン、女子は松清俊子選手が385ピンとハイレベルなスコアをたたき出し優勝しました。参加選手にとって思い出に残る素晴らしい大会となりました。
ボウリングは競技スポーツとしてのみならず、人々の交流の輪広げ、幅広い仲間づくりへとつながるレジャーとして広く国民に定着し、高齢者の健康維持、脂肪を燃焼させる全身運動としてダイエットにも有効であり、最近では頭と体を使うスポーツとして認知症の予防にも効果が期待されています。
この大会はご協賛会社をはじめとする、関係各位のご協力のもと、障害者と健常者がともに楽しむことが出来るスポーツとして、今後ますますの発展が期待されています。この熱戦の模様をYouTube(ダイジェスト版)にてご覧いただき、お楽しみください。
来年度もこの大会に全国から広く、ご参加をお待ちしております。

主  催
公益社団法人日本ボウリング場協会
協  力
社会福祉法人友愛十字会 / 公益社団法人日本プロボウリング協会
協  賛
大塚製薬株式会社 / 江崎グリコ株式会社 / 日本ボウリング商工会 他
主  管
関東ボウリング場協会
日  時
平成25年11月23日(土・祝)~24日(日)
会  場
品川プリンスホテルボウリングセンター
東京都港区高輪4-10-30
第47回宮様チャリティーボウリング大会 一般の部

一般男子の部(ステップラダー方式)



H/G賞 青柳敬吉 (神奈川)湘南ボウル 299
森野丈栄 (東京)品川プリンスホテルボウリングセンター
H/S賞 新畑雄飛 (東京)JBC推薦 1021

一般女子の部(ステップラダー方式)



H/G賞 鈴木歳子 (神奈川)新杉田ボウル 279
塩田恵子 (東京)田町ハイレーン
H/S賞 市川千津子 (静岡)ラウンドワン富士店 1015
第47回宮様チャリティーボウリング大会 障害者の部

障害者男子の部 2G

優 勝 田口圭一 社会福祉法人 千葉県身体障害者福祉協会 473P
準優勝 原田英実 社会福祉法人 千葉県身体障害者福祉協会 391P
第3位 越智龍彦 桑名ボウル 390P
第4位 勝部憲治 大阪市長居障害者スポーツセンター 387P
第5位 林孝治 大阪市長居障害者スポーツセンター 372P
第6位 渡邉得夫 佐久プラザボウル 371P

障害者女子の部 2G

優 勝 松清俊子 キャッスルボウル 385P
準優勝 石井美代子 王子駅前サンスクエアボウル 339P
第3位 若尾芳子 ダイトースタレーン双葉 311P
第4位 佐藤幸子 社会福祉法人 千葉県身体障害者福祉協会 308P
第5位 江村圭巳 全日本視覚障害者ボウリング協会 300P
第6位 卯田孝子 社会福祉法人 千葉県身体障害者福祉協会 297P